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2020.05.28JSLスタッフ

オンラインセミナー「サステナブル・ラベル認証講座」水産編を開催しました

2020年5月22日(金)に『「サステナブル・ラベル認証講座」~SDGs と持続可能な調達、認証をどう選択するか~水産編』をZoomのウェビナーで開催しました。

国際認証制度の理解を深め、持続可能な資源利用と認証を活用したビジネスのあり方について考察する連続講座の第2回目で、テーマは水産の認証。環境問題、現場の状況、今後の課題などを話し合いました。

まずは代表理事の山口真奈美が、4月に行った「導入編」の振り返りを行い、WWFジャパンの三沢行弘氏の講演「持続可能な水産調達と認証の役割」では、水産業とSDGsのかかわりから海洋への影響、持続可能な水産調達とはどのようなものか、またその課題についてお話いただきました。

その後、山内愛子氏(株式会社シーフードレガシー)がファシリテーターをつとめ、「水産認証の現状と今後の展望」というテーマのパネルディスカッションを実施。パネリストは喜納厚介氏(パナソニック株式会社)、松本金蔵氏(イオンリテール株式会社)、松永賢治氏(明豊漁業株式会社)、三沢氏でした。喜納氏からはサステナブル・シーフードを社食にとりいれるなど、パナソニックの環境への取り組みについて、松本氏はイオンが認証を導入した動機や調達方針、そしてその広がりについて、MSC認証を取得した松永氏からは、取得のきっかけや取得後の影響、現場での課題など、それぞれの立場からの報告があり、その後水産認証の現状や今後どのようにラベルの認知度を高めていくべきかなどの議論が繰り広げられました。
休憩をはさんでのQ&Aセッションではそれぞれの登壇者への細かい質疑も含め、多くの質問が投げかけられました。

次回の「サステナブル・ラベル認証講座」はパーム油編で、6月中旬に開催予定です。

  • [ 主催 ]       一般社団法人 日本サステナブル・ラベル協会(JSL)          
    • [ 共催 ]       公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)
                 株式会社 シーフードレガシー

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