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2021.09.30JSLスタッフ

JSCI連続勉強会 第1回 「サステナブル・コットンの見取り図」を開催します

一般社団法人日本サステナブル・ラベル協会は、サステナブル・コットンの推進を目的とする日本サステナブル・コットン・イニシアチブ(JSCI)に協力しています。

サステナブル・コットンと呼ばれる持続可能性に配慮して生産された綿花を活用する動きが世界的に発生してきており、日本においてもその取り組みの重要性が高まってきています。国連持続可能な開発目標(SDGs)への貢献、綿花の生産や綿製品の製造過程で発生する環境的・社会的な問題への対応といった観点から、企業のサプライチェーン・マネジメントにおいてサステナビリティはますます重要な課題となってきました。

6回シリーズとなる本勉強会では、JSCIメンバーやゲストスピーカーによる情報提供やディスカッションなどを通して、生産者・加工業者・企業・消費者といった異なる立場の実情と課題を浮き彫りにし、持続可能なコットンの生産・取引・消費に向けて課題の解決策を包括的に検討し、多様な視点から学ぶことができます。また、サステナブル・コットンへの取り組みにおける重要な情報を提供し、参加者のネットワーキング・意見交換の場としての役割も果たします。

第1回目のテーマは「サステナブル・コットンの見取り図」です。
全綿花生産量の25%を超えて普及が進むサステナブル・コットン。その概要と取組み事例、また代表的なものとしてオーガニックコットンの現状と事例について説明していきます。
質疑応答あり。終了後に登壇者と参加者の交流時間を設けます(約30分)。

登壇者:
稲垣貢哉(いながきみつや)
一般財団法人M.S.I.理事、一般財団法人 PBPCOTTON 業務執行理事、Textile Exchangeアンバサダー。インド小規模農家のオーガニック収量・生活向上、日本の繊維製造業を元気にするプロジェクト、中高大学生とSDGsを学び繊維業界のサステナブル化を応援するプロジェクトなどの活動を行う。

吉田秀美(よしだひでみ)
一般社団法人持続可能なサプライチェーン研究所(ジゾ研ISSC) 代表理事。法政大学 人間環境学部 Sustainability Co-creation Programme(SCOPE)特任講師、NGO、財団法人、開発コンサルティング会社を経て2008年から法政大学勤務。企業のCSR活動を通じた貧困削減を研究テーマとしており、2011年からインドの綿栽培農家を複数回訪問した。

【日時】2021年10月14日(木)16:00~17:30
【場所】オンライン(ZOOM)
【定員】90人(先着順・10月11日までに要申し込み)
【料金】企業・一般の方:シリーズ申込(全6回)20,000円/各回申込5,000円。
    教育機関と市民社会団体の方・学生:無料
     ※所属先発行のメールアドレス(所属先ドメインが含まれるもの)を登録フォームにご記入ください
【申し込み】Peatixから要申し込み
【主催】日本サステナブル・コットン・イニシアティブ(JSCI)
【問い合わせ】 j.sustainable.cotton.initiative☆gmail.com
       ※☆マークを@に変えてください

☆☆☆シリーズ概要(予定)☆☆☆
【日時】2021年10月14日(木)~2022年3月10日(木)(全6回)各回16:00~17:30
【料金】企業・一般の方:シリーズ申込(全6回)20,000円/各回申込5,000円。
    教育機関と市民社会団体の方・学生:無料(※申込の際は所属先のメールアドレスを登録フォームにご記入ください)

◆第2回
11月18日(木)「コットンのサプライチェーンにおける人権課題」
登壇者:佐藤暁子氏(弁護士、認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ事務局次長/ことのは総合法律事務所)

コットンの生産やサプライチェーンにおける人権課題と「人権デューデリジェンス」について概説し、海外の取り組み事例を参照しつつ、日本でのサステナブル・コットンにとって重要な側面を論じます。

◆第3回
12月16日(木)「フェアトレード認証の最新市場動向と小規模農家のコットン生産」
登壇者:認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン 

国際フェアトレード認証の仕組みと国内外での広がりについて最新動向を紹介するとともに、コットン小規模農家が直面する経済的、社会的、環境的課題についても説明します。

◆第4回
1月20日(木)「生産地の現状~インドでの取り組み事例」
登壇者:一般社団法人ソリダリダード・ジャパン/認定NPO法人ACE

コットン生産現場(途上国)が直面する課題、および課題の解消に向けてNGOが実施するプロジェクトを紹介します。その上で、NGOと企業の連携の意義や可能性について考えます。

◆第5回
2月17日(木)「サステナブル・コットンの具体例(仮)」
登壇者:調整中

数あるサステナブル・コットンの中から、普及が進む取組みについて取組み事例とその成果をご紹介していきます。

◆第6回
3月10日(木)「国際認証とサステナブル消費」
登壇者:一般社団法人日本サステナブル・ラベル協会(JSL)/他(調整中)

事業活動や製品をサステナブルにしていくために、透明性・信頼性を担保しながら持続可能な責任ある調達や、サプライチェーンにおける環境・社会的課題解決をどう実践していくのか。国際認証との関係性や、サステナブル・エシカル消費との繋がりについて説明します。

【本講座の留意事項】
〇インターネット接続並びにパソコンの動作検証などについては受講者各自でお願いいたします。なお、本勉強会はZOOMを利用してのオンライン開催となります。お申込いただいた方には後日受講リンクをご案内します。
〇当日インターネット環境や電子機器の不具合により、受講できない場合もご返金は致しかねますのでご注意ください。
〇JSCIから発行する領収書が必要な方は、ご相談ください。
〇勉強会の録画・録音・撮影等はご遠慮ください。勉強会資料については、各回の勉強会終了後、 受講者に配布いたします。

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